相続手続きの流れと必要な準備|はじめての方向けガイド

親御さんやご家族が亡くなったあと、
「何から手をつければいいのか分からない」
という声はとても多いです。

・役所の言われることが難しい
・戸籍や書類のことがわからない
・そもそも何の順番で進めればいい?

そんな不安を感じている方へ、
相続手続きの基本を、やさしい言葉でまとめました。

① まず、落ち着いて一歩踏み出しましょう

相続は、急いで進める必要はありません。
でも「どう進むのか」を知っておくと、
気持ちがずっと楽になります。

多くの方は、
「手続きの順番が分からない」
「どこから聞けばいいの?」
という状態から始めます。

② 相続の基本的な流れ

下のような順番で進みます。

  1. 死亡の届出(市役所などへ)
  2. 相続人と財産の確認
  3. 遺産分けの話をする
  4. 必要な手続きを進める

これはあくまで基本の流れです。
ご家庭によって内容や順番が変わることもあります。

▶死亡後の行政手続きと相続手続きの流れはこちらをご覧ください

③ まずやること(最初の一歩)

死亡届と役所への手続き

親族の方が亡くなったら、
まず市役所や役場での手続きをします。

これは「相続の一番最初の扉」です。
意外とここでつまずいてしまう方が多いので、
落ち着いて取り組んでください。

④ 相続人・財産を確認しましょう

「誰が法的な相続人なのか」
「どんな財産があるのか」
をしっかり整理します。

・預貯金
・不動産(家や土地)
・株や証券
・借入れの有無
・生前にもらったり援助してもらったもの

など、財産は人によって違います。
最初に確認しておくと、後がずっと楽になります。

▶ 相続人の範囲を詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

▶ 相続財産の範囲を知りたい方はこちらをご覧ください

生前贈与について知りたい方はこちらをご覧ください

⑤ 遺言書があるかどうか探す

もし遺言書が見つかれば、
話し合いがスムーズになることがあります。

まずはご自宅や大切な書類箱、
金庫の中などをゆっくり確認してみましょう。
見つからない方も多いですが、
見つかったときは大きな助けになります。

▶遺言書の探し方はこちらで解説しています
▶自筆証書遺言の家庭裁判所の手続き「検認」が必要です。こちらで解説しています。

⑥ 「話し合い」が必要になることもあります

相続人同士で遺産の分け方を話すことを
「遺産分割協議(いさんぶんかつきょうぎ)」といいます。

相続人の方全員が話し合う場です。
話し合う内容は…

・どの財産を誰が引き受けるか
・不動産を売るかどうか
・預貯金をどう分けるか

などです。

話し合いがスムーズに進まないときは、
第三者の意見を聞くことで気持ちが軽くなることがあります。

▶ 遺産分割協議について詳しく知りたい方はこちらをご覧ください

⑦ いざ相続手続き!・・・途中でつまずきやすいポイント

相続手続きは、預貯金・不動産・株式・生命保険・借金など、
財産の種類によって進め方が違います。

たとえば、
預貯金は金融機関ごとの相続届が必要になり、
不動産は名義変更だけでなく、誰が引き継ぐか、売るか残すかまで考える必要があります。
生命保険は受取人の指定によって扱いが変わり、
借金がある場合は相続放棄や限定承認を検討することもあります。

財産ごとの手続きの違いは、次のページでまとめています。

▶財産財産ごとの続き一覧はこちら

⑧ 分からないときは専門家に相談できます

相続は複雑に見えて、
「基本は順番通りに進めること」です。

ただ、次のようなときは、
専門家の力を借りるとずっと安心できます:

✔ 書類の集め方がわからない
✔ 財産の整理が難しい
✔ 家族との話し合いを手伝ってほしい

専門家は、あなたの不安を
「ひとりで抱え込まない」ように
一緒に進めてくれます。

⑨ まず何を聞く?という方へ

「どう進めればいいですか?」
という質問だけでも大丈夫です。

丁寧に話を聞いてくれることが、
多くの方が安心感につながっています。

(実際、老後の相続について家族で話し合っていないという方は多く、70代でも6割以上の方がまだ話していないという調査もあります。)

🔚 最後に(このページを読んだあなたへ)

相続の手続きは、
順番とポイントが分かれば怖くありません。

そして何より大切なのは…

「ひとりで悩まないこと」

あなたの不安を、
誰かと一緒に考えることができます。

まずは落ち着いて、
ここで紹介した順番をやさしく確認してみてください。

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相続はご家庭ごとに状況が異なります。
一般的な流れを理解したうえで、具体的な手続きについては地域の専門家に相談することで、無駄な手戻りを防ぐことができます。

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