都内のオフィス賃料 夢の後先

先週の日経新聞に、都内の新築オフィスでは2年連続で賃料が上昇という記事が掲載されていました。掲載グラフによれば既存ビルも連続上昇しています。絶好調のようですし、実際にオフィスを探そうとしても目ぼしいものがないようです。5年ほど前までの「賃料を下げさせるビジネス」が幅を利かせていた時代から考えるとオーナーさんは夢のようですね。

一方で、今日の日経新聞には、6ヶ月以上のフリーレント(賃料タダ)を契約条件にして募集している物件が今年1~3月で30%を超えたという記事が出ておりました。フリーレントは実質家賃の値引きですから賃料が下がり始めたという見方もできます。

新築ワンルームの販売は、高めの予想賃料を設定して利回りを良く見せることは当たり前です。そのため、初めての募集時には近くのワンルームから「フリーレント3ヶ月、敷金礼金無料、時には引っ越し費用無料なんて条件で契約させているようです。当然、引き渡し後最初の契約更新で家賃が下がるか空室になることは予想できますが、後の祭り、売主は知ったこっちゃありません。

さて、今回のオフィスのフリーレントのお話は、投資家(オーナー)が経済合理性から選択したものか、売り逃げのための準備か、どうなることでしょう