不動産業の種類 賃貸 売買 開発 そしてコンサルタント

先日、相続と認知症に係わる不動産の問題に関するセミナーを行いました。資料を作っていて、不動産業って何だろうかと考えています。

皆さんが知る不動産業とは 駅前にある「賃貸専門の仲介業者」と「売買専門の仲介業者」、そして戸建てやマンションやビルを開発する業者 の3つだと思います

昔は駅前でこじんまりとやっているジモトの不動産さんが多く、賃貸・売買・少しだけ戸建て開発、なんていう仕事をやっていました。現在は、賃貸は大手チェーン店に凌駕されており、売買は大手仲介業者がメインとなっており、開発も上場企業が主流となっています。地元の零細業者の出る幕はなくなってきました。

しかし、不動産屋さんの仕事は前記の3つだけではありません。

ひとつは、町をよく知っているため、新しく引っ越してきた人にとっては情報を提供してくれるありがたい存在です。ネットでなんでも調べられる時代になりましたが、困ったことがあったらどこに相談するかなどの情報はやっぱり人からしか仕入れられるものではありません。

もうひとつは、不動産に関するコンサルタント業です。不動産は様々なトラブルがあり、不動産屋は日常的に弁護士、司法書士、税理士などの専門家と交流しています。そのため、手続きや問題解決能力は非常に高い業種だと思います。

本来持っていた二つの機能が現在の不動産屋には無くなってきています。特別なノウハウは専門業者と提携したりしてサービスとしてはあるのですが、会社員として売上ノルマなどがあるため、手間のかかるコンサルティングなど余計な仕事はしたくないというのが本音なんでしょうか、あまり機能していないようです。

当社は起業当初から、税理士や経営コンサルタントなどと組んで、企業の事業再生に係わる不動産任意売却を専門としてきました。最近では、シニア層から相続・認知症などに係わる不動産関連業務の相談が増えてきました。

今後の不動産業は前記の3つに加え、不動産コンサルタント というカテゴリーが確立されるような気がします。そのために当社ができることを全力で行いたいと思います